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カッコいい上に、実は防風性に優れていたり、摩擦に強かったり、クッション性があったり、それでいて柔軟性があり体に自由が効く。万が一転倒した際にも保護性が他の生地よりもある、というのが理由です。
ここでは、レザージャケットの歴史からライダーがいつも、しかも夏でも革ジャン着ている理由と、ライダーにとっての革ジャンの魅力について迫ってみましょう。
いわゆる革ジャンスタイルの発祥は、第一次世界大戦時のドイツ空軍のパイロットだと言われ、ブラウンのレザージャケットだったそうです。
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第一次世界大戦中のパイロットたちの職場は上空のため、温度が著しく低下します。また当時の飛行機は外気を遮断できるような作りにはまだ至っていませんでした。そのため、上空でも体温を維持できるように採用されたのがレザーという素材です。
その後、ボンバージャケットとして戦闘機乗組員の定番のジャケットへと発展します。アメリカの爆撃機搭乗員のフライトジャケットがボンバーと言われるのは、爆撃機の目的でもある爆弾搭載で爆弾を投下する乗組員はBomber(ボマー)と呼ばれていました。Bomberは読んで字の如くボンバーとなります。
やはり上空での任務は氷点下となり、ヘビーゾーンと呼ばれるエリアでは−10〜-30度になるため防寒性と実用性の高いウェアとして発展しました。
今日においても、ボンバージャケットはファッションスタイルのひとつとして定番アイテムとなっています。
100年前から、レザーは過酷な環境下で働く人の衣服として長らく採用され続けています。バイクレースのレーシングスーツもいまだにレザー素材でできています。
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これだけ化学繊維の技術発展を遂げた現代においても、レースのような限界値でのパフォーマンスが求められる現場でもレザー素材が起用されていることからして、やはり安全性と実用性の両方をそなえているからと言えます。
材質で見た時に。合皮と本革とではまず摩擦に対する耐久性が大きく異なります。ライダーが転倒した時にはまず地面に体が擦り付けられることになり、その際にライダーの体を保護するのに優れているのはやはりレザーです。
今では、レザージャケットの他にも、化繊素材でパッドやクッション入りのジャケットもありますが、究極の形としてのレーシングスーツにレザー素材が使われているところからすると、やはり安全面でもレザー素材がこの先もまだ活躍しそうです。
普段着として夏場に革ジャンは間違いなく暑いでしょう。そして、バイクに乗っている時の革ジャンもまた暑いことに変わりはありません。
ただし走行中は風を受けます。特に、標高の高い高速道路や山間部での走行は思いのほか夏場であったとしても体が冷えがちなので革ジャンでも十分過ごせます。
暑さの問題はあるのですが、それ以上にやはり体を保護するアイテムとしは非常に心強いのが革ジャンです。
各メーカーがいろいろなモデルを提案してくれています。夏場でも快適に過ごせるように、パンチングメッシュ加工がしてあるもの、ベンチレーションシステムで通気がしっかりできるものなど。
夏であっても革ジャンはライディング時には重宝するのです。
バイクでの走行中は風を体に受けるので思い他体力を消耗しています。実は、着ている衣類のハタ付きだけでも体力を奪われます。
その点で、革ジャンは一般衣類よりも肉厚な材質で体にフィットするものを着用することで風によるハタ付きがありません。
またレザーには、過去のパイロットたちに必要だった防風効果があることを忘れてはなりません。ライディングが想定されたジャケットであれば、風の侵入を防ぐような作りになっています。
ダブルのライダースジャケットは、ジップアップでフロントを閉じた状態にしたときに、生地が二重(ダブル)になります。これは非常にありがたい機能です。心臓部や内臓がある腹部に冷たい風が入り込むと長くは走行できません。これを防ぐ仕様になっています。
バイクでの快適な旅をするには、いかに体力を温存できるか。これにかかっています。
バイク旅に欠かせないジャケット。レザージャケットの場合には、エイジングという楽しみが加わります。
旅をすればするほど、着込めば着込むほど、訪れた先々の空気とあなたの旅の記憶がジャケットに染み込み味わいとなり、個性を解き放つようになります。
革はとくに、着用回数を重ねるごとに体の形にフィットしてくるため、着心地もよくなります。そうして手放せない貴重な一着のジャケットとなっていきます。
]]>はじまりは1930年ごろ。諸説あるのですが、1928年にIrving Shottという人物がデザインしたと言われています。 いまでもライダースジャケットと言えば『Shott』といわれているほどで、ニューヨーク発祥の老舗中の老舗アパレルメーカーです。
1913年、ロシア移民の子としてアメリカにいたIrving Shott と Jack Shottの2人の兄弟はマンハッタンでレインコートの製造販売を営んでいました。そして1928年に、ジップアップ式、ダブルの革ジャン、しかもモーターサイクル用として『Perfecto』が誕生しました。小売価格は5.50ドル。今の価格でいえば1万円程度だと言えます。
当時はボタン式のものが主流だったことを考えると、ジップアップ式のレザージャケットは超クールだったのではないでしょうか。新しく斬新だったはずです。
時を経た今でも、ライダースのジッパーを上にあげて閉じる仕草には情緒があります。
Shott社も、もともとはレインコートのほか、軍用のピーコートやフライトジャケット、警官制服を手がけており、従来品の多くはボタン式でした。Irving Shottのデザインしたライダースはジップアップ式で、バイクにまたがった時の絵は多くの人を魅了にしたちがいありません。
当時は戦争という背景もあり、心身ともに傷ついた若者で溢れていました。特に、アメリカの帰還兵たちにとってモーターサイクルは戦場と平和のギャップを埋めあわえる格好の対象となったことでしょう。
Shottなど、複数のブランドが確立されライダースジャケットも高級化していきましたが、戦場で活躍した帰還兵たちにはバイクを買う予算もあれば、高級ジャケットを買う予算もありました。
そして、こうしたライダーたちは日常的にライダースジャケットを身に纏うようになり彼らのアイデンティティを象徴するアイテムとなります。
それまでは防寒や雨具として機能が求められているアイテムが、ファッションとしてのアイコンになったのです。
イギリスでもモーターサイクル熱が加熱していました。ただアメリカのライダーのようにバイクやファッションに投じられるほどの潤沢な資金がありませんでした。戦後のイギリスは国家そのものが弱体化していたためです。
Shottのようなブランドものジャケットに憧れつつも、予算内に収まるように無名のジャケット、場合によっては合皮の廉価ものを羽織りカフェからカフェへと繰り出していたのだと想像すると、彼らの努力とパッションに対するリスペクトの気持ちも芽生えてきます。
ブランドものではないジャケットをどうすればカッコよくできるのか?彼らが走った先は『カスタム』です。バッジやワッペンで装飾したり、鋲を打ち込んだりペイントを施すことでオリジナルのジャケットを作っていたと言われています。
この頃の英国ヤングたちもまたロック音楽に傾倒し、いつもライダースを纏っていました。世間は、彼らをロッカーズと呼ぶようになります。
こうして、イギリスは独自のモーターサイクルカルチャーが育まれていきました。
ライダースジャケットの歴史の中で、映画が大きくライダーカルチャーを後押ししてきました。バイク、ジーンズ、そしてライダースジャケット。このイメージを色濃く世界に植え付けることになった二つの作品を紹介します。
バイクに乗って街に繰り出し、どんちゃん騒ぎ、喧嘩に明け暮れる生活を送る、不良リーダーのジョニー。ある日、族の仲間たちと遊びにいったバイクレースの帰りに寂れた町にたちよりカフェの美しい女、キャシーと知り合う。
しかしこの町でも騒ぎ起こし、事故で住人1人が死んでしまう。自分でも本当は何がしたいのか、何に反抗しているのかわからない青年ジョニーと、純粋無垢に生きてきた女キャシーとのやり取りで、不良の心に何かが芽生えていく。
1947年、アメリカ、カリフォルニア州ホリスター暴走族による暴動事件、ホリスター事件が題材になった言われている作品。
この映画では、なんといってもジョニー役のマーロン・ブランドのファッションスタイルが際立っています。ブーツにロールアップしたジーンズ、そしてライダースジャケットを身に纏ったスタイルが後の暴走族たちのイメージをより強烈に世に知らしめることになったはずです。
イギリスでは、当時この映画は上映禁止になるほど。不良たちの青春を美化して暴走や破壊行為を促すと懸念されていました。
マーロン・ブラントは映画の中で、最初から最後までずっとライダースジャケットを着ています。バイクに乗るときにはジップアップ、カフェで繕いでいるときは途中まで開けて、黒ネックのTシャツが姿をあらわし、ワイルドさと若さを炸裂させています。
キャプテン・アメリカとビリーのバイクでのアメリカ横断の旅を描く作品。時計を捨て、無計画な旅に出た。束縛されない生き方に憧れを持つ社会になる一方で、自由に生きる2人が出会うアメリカ市民はさまざまな感情をいただく。拘置所で出会った弁護士、ジョージ・ハンセンと意気投合し共に旅をするが、アメリカの大地を進むごとにアメリカ社会の風当たりは強さを増してくる。ライダーのイメージを決定づける、不朽の名作。キャプテン・アメリカが着用していたライダースジャケットも、世界中のライダーのアイデンティティとして刻まれることに。
キャプテン・アメリカ役のピーター・フォンダ、そして監督でもある脇役ビリー役のデニス・ホッパーの2人がアメリカの大地を横断する姿は、バイクには自由が宿っていると思わせてくれます。 バイクで旅ををするイメージの多くのは、この映画にあると言っても過言ではありません。日本での上映後にも多くの若い世代のカルチャーに影響を与えた作品です。
普段着であり、バイクに乗る時のフォーマルとも言えるライダースジャケットは、ライダーにとっての重要なアイコンです。単に利便性や保護性から生まれたというよりも、唯一無二のスタイルを築いてきました。
産業の発展と戦争を経て、社会に疑念を抱く若者たちの心を掴んだのがモーターサイクルの存在です。暴力や格差に対する違和感や嫌悪感を抱く無垢な若者たちが、ユートピアに向かってバイクに跨っていたのかもしれません。
レザージャケットでありながら、他とは一線を画するライダース。このスタイルは、ライダーであるかどうかを超越して、反骨精神をいただく全ての人の心に突き刺さるスピリットを宿しているのではないでしょうか。
ライダースはロックに生きるすべての人に、寄り添ってくれる親友にようなものだ、と私は考えています。
]]>筆者は、自らライダースジャケットの制作を手掛けてしまったほど、レザージャケットがライダーにとって重要なアイテムだと考えています。
意外と寒い革ジャンでも、防寒対策さえしておけば冬のツーリングでも十分快適に過ごせます。長年いろいろと施工錯誤してきてもっとも有効だった手段をいくつか共有したいと思います。冬場も革ジャンで過ごしたいけど今日も凍えている、そんなライダーはぜひ読んでみてください!
もちろん冬ツーリングでも革ジャンは大活躍します。また冬用の防寒仕様の暖かい革ジャンもあります。難点は『スキマ風』が入り込んで体が冷えてしまうことです。冬のツーリングでも革ジャンを楽しむための対策を見ていきましょう!
もともとは空軍の爆弾投下係(ボンバー)の寒さ防止に作られたジャケットです。
上空は地上よりもはるかに寒いので、戦時中にたくさんの防寒ジャケットが生産されました。素材としてレザーが主流だったことを考えると機能的にも価格的にも合理的な選択だったことがうかがえます。
現在はファッションとしても普遍的なスタンダードとして馴染み深いのですが、空の寒い環境で働く軍人のために作られたジャケットは、ライダーにとっても防寒ジャケットに十分なります。
<STAY RIDER一押し!ボンバージャケット>
冬ツーリングの防寒の要は『隙間風の侵入』をどう防ぐか、というテーマになってきます。
大きく『フロントジッパー』『首元』『袖口』、そして『腰回り』の4箇所がポイントです。どんな対策があるかそれぞれ見ていきましょう。
ジャケットのジッパー部のわずかな隙間から、思いのほかたくさんの冷たい風が流れ込んできます。そのため、多くのライダースジャケットにはジッパーの裏側に3〜4センチほどの当て革が施されていることがよくあります。それによって風の侵入を防いでいますが、冬の風は遮れるだけ遮りたいものです。
その点では、ダブルのライダースジャケットの方が防風性に優れています。
逆に、シングルのライダースジャケットはその特性から、春夏用には適しているとも言えます。
フロントジッパーからの風の侵入はダブルのジャケットで防ぐことができました。じゃ首元は何がいいでしょうか?
首の防寒対策には、マフラーやネックウォーマーが定番です。まずマフラーのメリットは、だいたい一つや二つ持っているアイテムなのですぐに使えるという点です。しかし強くお勧めできないポイントもあります。
万が一マフラーが首から解けてしまいタイヤに巻き込まれることがあります。首が瞬時に締め付けられそのまま転倒してしまうような、大きなリスクがつきまとう点を考えると強くおすすめはできません。
過去にも死亡事故は何件も発生しているので、リスクとその代償が大きいことを考えるとネックウォーマーに着地しています。
ネックウォーマーもどんなものがいいのか?これも自分の着用感を中心に考えていくと自分にぴったりのものが見つかります。
いくつか持っているのですが、結局よく使っているのは薄くて鼻くらいまで覆うことができて、それでいて苦しくないネックウォーマーです。
普段はフルフェイスを利用しているので分厚すぎるとヘルメットのベルトを締めるのが窮屈になったり、顔まで覆った時にヘルメット内がとても窮屈になりました。
フルフェイスは何しもしなくてもタイトにつくらているので、薄手のネックウォーマーが快適だと感じています。
丈が短い首だけ覆えるネックウォーマーも試しました。が、ヘルメット内のわずかな隙間から細い風が微かに入ってくるのを感じます。これがなかなかと寒いし、走行中にも気になって運転に集中できないというデメリットがあります。それで結局バイクに乗る時には使わなくなりました。
肉厚なものが好みの場合はこうした製品もあります。例えばジェットヘルなんかを利用している人にはこのくらい肉厚な方が向いているかもしれません。
自分のヘルメットや快適さを感じられる条件を満たせそうなものからチョイスしてみてください。
袖口から入ってくる風もなかなかと寒さを感じさせてくれます。ライダースジャケットであれば、大体袖口にジッパーがついているのでここをしっかりと閉めておきましょう。
そして締めた状態から、少し長めの丈のグローブをつけると風の侵入を防ぐことができます。
冬場なのでウィンターグローブがおすすめです。時々真冬にもメッシュグローブで過ごしている強者がいるんですよ。ある時聞いてみたら、「え、バイクグローブに冬用ってあるんですか?」という調子で、ウィンターグローブがあることを知らないビギナーが意外とたくさんいます。
もし注意しておきたいことがあるとすれば、冬用は夏用に比べると中に綿が多く入っていることから分厚くなるため、操作感が変わり人によっては運転しづらいなぁと感じるかもしれません。最初は違和感がありますが、慣れてくると「こんなもんか」です。
GOLDWINのウィンターグローブは、プロテクターが装備されているだけでなく、防水仕様になっているので突然の雨に打たれた場合でも安心です。もちろん、防風性、透湿性などライダーの欲しい機能を備えてくれています。アウトドアな人には馴染み深いゴアテックス素材を起用しているところもポイントが高いです。
もし「いつものグローブで何とかしたい!」という場合には、インナーグローブというものがあるのでこれを試してみるとよいでしょう。
近場や標高の低い下道のツーリングにはこうしたインナーグローブだけでも十分寒さを防ぐことができます。
操作感を重視したければ、インナーグローブで防寒対策はおすすめです。ただロングツーリングの場合には寒さを防ぎきれないケースもあります。
例えば高速道路のような標高の高いところ、あるいは日陰が多くかつ標高が高い山道など気温が下がる道も通ることもあります。そんなロケーションを長時間走っていると、指先がちぎれるような感覚をきっと味わいます。
そんな時に、『ウインターグローブがあればよかった』とか『グリップヒーターがあれば快適だろうなぁ』とかいう夢を見始めます。
そういうストレスを抱えて走るくらいなら、グローブチェンジできるようにウィンターグローブがあるとやっぱり便利ですよね。
もっとも難しいのはこの腰回りからの風の侵入対策でした。気になるのは後ろの腰です。セパハン(セパレートハンドル)の仕様だったり前傾姿勢になるようなバイクだと特に腰の裾が上に上がりがちになり、そこから風の侵入があります。
私もセパハンのバイクを愛する一人なので腰回りの風侵入にはいつも悩まされてきました。
対策の一つとして、まず丈が長めのシャツを着てしっかりとボトムスに入れて走行中にはだけないようにすることです。
そしてもう一つの対策としては、つなぎのインナーにすることです。
つなぎのインナーは、腰回りの風の侵入による寒さをだいぶ軽減してくれます。ただ、インナーなので革ジャンの下がこのインナーだど何だか気合いが入りません。なのでこの上にもう一枚着たくなります。とはいえ、革ジャンを最後に羽織るのでできるだけ薄く仕上げたいところです。
もしそこまでタイトなジャケットでなければ、スウェットやパーカーもコーディネートしやすいです。
冬場だと裏地がフリースになっているようなものも暖かく寒さ対策になりますが、これもウィンターグローブと同様に分厚くなるのでジャケットのサイズと着用感をしっかり吟味しておく必要があります。
ついでにもう一つ、腰回りの寒さ対策に講じてきたのはこれです。
これを腰にペタペタと貼っておくと1日中暖かいので電熱ウェアがない人には特におすすめです。
保温性と防風性に優れている上に軽い、そんなレザーがあるとしたらシープスキンだと思います。柔らかいという点で肩周りの可動域もゆとりがあり楽な着用感が特に気に入っています。
それでなくても寒くて体がガチガチになりがちなので、こうした柔らかな質感でありながら保温性も防風性もあるジャケットは本当に重宝します。
牛やホーススキン(馬革)のジャケットも持っているのですが、そのハードな質感からくる硬さや重さで今はではシープスキンジャケットの利用頻度がダントツに高いです。
もしシープスキンにデメリットがあるとしたら、それは価格かもしれません。シープスキンは他のレザー素材に比べて単価が高くなる傾向があります。
ライダースジャケットブランドの老舗『Schott』のボンバージャケットを2つ、牛革とシープスキンのものを比べてみるとやはりシープスキンの方が1.5〜2倍高い価格になっています。
レザージャケットの着心地を重視するとシープスキン、ただ柔らかいため何十年と着用したい場合には、少々重くなりますがタフな牛革がよいと思います。
上記には「革ジャンは防寒着として有効なのか?」「どうすれば革ジャンでも寒さを防げるのか?」「革ジャンが冬場に寒い理由は一体何なのか?」について筆者の経験も交えながら一緒に考えてきてました。
革ジャンの寒さ対策として有効なのは、
この二つのポイントを押さえておくことで革ジャンでも冬を快適に過ごせるようになります。ここまでウェア周りの対策を紹介してきました。この辺りで、バイクに施せる防寒対策を紹介してみたいと思います。
ここまでは、革ジャンの着方や周辺アイテムで工夫を凝らして対策を考えてきましたが、次に考えてみたいのはバイクに工夫を凝らして行う防寒対策です。
そもそもの風を遮れる手段としてはどのようなものがあるのでしょうか?
アメリカンバイクに限らず、ネイキッドにも車種ごとにスクリーンは社外パーツメーカーが用意してくれているケースが多数あります。
MT09 TRACERというオンロードのアドベンチャーバイクにも乗っていたのですが、上半身をカバーできる大きなスクリーンがあるだけでこんなにもストレスがないのかと感動したのを今でも覚えています。
上半身に風を受けないというのは寒さだけでなく、肉体的にも風に耐える必要がないのでそれだけ体力を温存することにつながります。
大きなスクリーンであればあるほど、体にあたる風は遮られるのですが美観も大事にしたいと思うと、効果とスタイルとのせめぎ合いでどう折り合いをつけるかはオーナーのセンスに委ねられます。
もしスポーツバイクに乗っている場合には、『バブルスクリーン』と呼ばれるレーシーなスクリーンがあります。
スクリーンのアーチが純正よりも高く設計されていて、これにより顔(ヘルメット)に当たる風を激減させることにつながるため走行が楽になります。
気になる人はぜひ試してみてください。
バイクの車種によって、取り付け穴の位置や形状が違うのでバイクの種類、年式などから自分のバイクにフィットするものを選ぶようにしましょう。
革ジャンのスタイルでも十分に冬は過ごせます。ちょっとずつ快適性を追求していけば真冬のツーリングもいつのまにか快適なものになります。
むしろ冬の方がバイクも調子がよかったりするので、冬でもバイクが楽しいのはバイクライフにおいて充足感は数段上になります。
革ジャンスタイルを愛するあなたにもぜひ、真冬のライドを楽しく過ごしてもらえると嬉しいです。ぜひいろいろと試してみてください。