ハーレーは誰からも注目されるバイクです。走るたびに子供から老人まで幅広い世代から声をかけられることも少なくありません。
「うわぁ〜かっこいいですね!こんな大きなバイク操れるんですか!?」
そう言われて自信がなくなるようでは、心細いですよね。Uターンをするシーンはツーリングに行くとよくあります。道を間違えた時、目的地を通り過ごした時、駐車場で。ギャラリーが多いと緊張もします。
ハーレーでUターンをスマートにキメることは実は想像しているほど難しいことではありません。どんな知識で、どのような練習をすればできるようになるのでしょうか?Uターン上達のための練習ポイントをここでは紹介しておきます。
これはある日の練習風景です。
教習所では教えてもらえない、ハーレーに特化したライディングスキルを教えてくれる先生がみっちりとコツを教えてくれることでたった1日でハーレーでUターンをする女性ライダー。
ちょっとしたコツを掴んでおくことで短時間でUターンをマスターすることは可能です。
ツーリングで一目置かれるライディングテクニック習得法~ハーレー・アメリカンバイク編~ハーレーのUターンに限らず、バイクのUターン時には多くの動作が一度にそして瞬時に行う必要があります。とはいえ、日常的に行っているバイクを前進させる動作でもは同時にいろんな操作を行っています。例えば上り坂での発進を思い出してください。
半クラ→アクセル→ブレーキ解放
これらをほぼ同時に行っています。Uターンでも同様、つぎの動作を同時に行っています。
減速 → アクセル → クラッチワーク → リアブレーキ → ニーグリップ → 目線を進行方向
前進するよりも動作が少し多くなりました。これらのポイントがどれか一つでもかけると不安定なUターンとなります。
ここでもっとも大事なのは、
このようにバイクをコントロールすることで美しいUターンができるようになります。
多くの場合は、クラッチワークがおろそかになり、リアブレーキの利用方法を『知らない』ことが原因でUターンが苦手項目になってしまいます。
ハーレーはレーサーレプリカやネイキッドバイクのように、乗れば自然にニーグリップができるバイクとは異なります。が、ニーグリップができずに安定しないバイクでもありません。
外に向いたつま先を内側にいれます。これだけで膝が内側にホールドされ車体が安定します。
Uターンを行うときには、アクセル ↔️ クラッチワーク ↔️ リアブレーキ ↔️ ニーグリップ ↔️ 目線を進行方向 などの動作を同時に行っています。
中でもとくに重要なのは『クラッチワーク』です。
ハーレーでの練習の場合、ハーレーVツイン特有のパワフルなトルクがプラスに働きます。クラッチワークの練習方法はいたってシンプルです。
1速から、クラッチワークだけで前進する練習を重ねます。多くの場合、エンストにならないようにスロットルをいちど煽ってから発進していると重ます。
繊細なクラッチワークを身につけるには、アクセルなしでクラッチだけで前進する練習をしてみましょう。
Uターンや旋回時に転倒してしまう原因は、駆動力が途切れることが原因です。速度調整のためにクラッチを切ってしまうことで駆動力が失われ、パタっと車体が倒れこみます。バイクは止まっている状態でバランスを失うと傾く方向に倒れます。しかし、前進する力がはたらくことにより自立する習性があります。
クラッチを切ってしまうことで、前進する力がなくなるため倒れこみがはじまります。このとき、ライダーは操作不能となり倒れる恐怖が生まれやすい状態と言えます。
クラッチワークと、駆動力を失わせないための『リアブレーキ』です。Uターンでは、アクセルは一定にして速度はクラッチワークとリアブレーキで調整します。
この操作方法を習得するための練習を集中的に行うことで、Uターンで感じる恐怖感から解放されてゆきます。
ハーレーの特徴として、重たいバイクを操作しやすいようにハンドル幅が広めに設計されています。また、ハンドル切れ角も十分に確保されているため本来は非常に操作性の高いバイクでもあります。
フルロックで最小の旋回をしたいとおもったときに、手が届かなくなる体験をしたことはありませんか?左に切ればアクセルが遠くなり、右に切ればクラッチが遠くなり操作が非常に難しいと感じたと思います。
体にあったハンドル位置に調整しておくのはもちろんですが、操作するときに体をハンドルに近づけることでも解決できます。フルロックするときには体を前にもっていくことで、ハンドルが届くようになるでしょう。
上半身を前に倒すことで、ハンドルとの距離を縮めてみましょう。
広いスペースである程度練習すれば、公道でも練習の成果を感じられるはずです。ただし、公道と広いスペースでは条件が大きく異なることがあります。思っていた上に大きく旋回してしまうこともあるかもしれません。なぜでしょうか?
なにもない広いスペースでは、歩行者がでてくることも、対向車の存在も、道幅も気にする必要がないため、いざ公道にでると注意しなければならないことが多くなります。つまり処理しなければならない情報量が増えることで対応すべき操作がわることもあります。
基礎とコツを身につけたら実践を積みかせねることで、本当のベテランライダーへと成長していきます。
バイクに乗っている人が、そうでない人にくらべ健康的であったというデータがあります。バイクは乗るだけで知らないうちに体もあまたも鍛えられていきます。
曲がるべきポイントを通り過ぎてしまったときにはUターンで戻ります。ただし、大きく回りすぎて曲がりきれない経験をしたひとも大勢いるはずです。これを解決できるポイントがあるとすれば、『目線』です。
バイクは、顔をが向いた方向に動く”習性”があります。この習性を利用するために『目線』が重要です。目線を進行方向にむけると体も同じ方向を向きます。
白バイ隊も実は同じ原理で、体を進行方向に入れ込むことでクイックUターンを可能にしています。
あとは、クラッチワークとリアブレーキで速度を調整し曲がります。曲がり切れるか否かの判断は、半分旋回したところで見極めます。
半分旋回した時点で、車体が道に対して90度以内で入り込めなければ曲がりきれないでしょう。この時判断が遅れるとハンドルを切った状態でフロントで急ブレーキをしてしまうため、立ちゴケしてしまいます。
半分旋回した時点で曲がり入れないと判断できれば、足をつきながらでも切り替えしてUターンを行ったほうが断然スマートです。焦らず落ち着いてUターンしましょう。
ツーリングで一目置かれるライディングテクニック習得法~ハーレー・アメリカンバイク編~どの分野でも言えることですが、できる人から教えてもらうことが一番です。仲間だったり、先輩だったり身近にできる人がいれば、その人たちに教えてもらうといいでしょう。
とはいえ、10年、20年ライダーとしての経歴がある人でも、ハーレーでUターンや旋回をマスターしているとは限りません。むしろ、どれだけ長いライダー生活を送っていたとしても、ハーレーの取り回しやライテクは必要な知識と練習を得た人にしかできません。
仲間や先輩がもしそうしたバイクマスターであれば、教えてもらわないのはもったいないです。ツーリングにしっかり付き合い、技を伝授してもらいましょう。
楽しそうなバイクライフに憧れて大きなバイクを買ったものの、仲間がどこにいるのかわからず、『ぼっちライダー』となる方も多いようです。うまくなれば、あなたと同じようにライディングで悩んでいる人が仲間になってくれるでしょう。
一人で練習を行うにしても、練習をするにあたり必要な知識を入れておく必要はあります。
全国にライディングレッスンを行ってくれる教室は、数えるほどです。教習所でもやっていますが、ハーレーなどアメリカンバイクに特化したもので実践してくるところは非常に少なく、また安全に走行するためのテクニックとハーレーを乗りこなすテクニックとは別物です。
数少ないライディングレッスンの中でも、RIDE LIKE A PRO (ライド・ライク・ア・プロ)のトムさんのレッスンはおすすめできます。
世界No. 1のライディングコーチと言われる、元アメリカ白バイ警官 『ジェリー・パラディーノ氏』の開発したプログラムが日本でも受けることができます。
このプログラムが有名になったのは、一般ライダーが数時間でハーレーライディングを習得できるようにした革新的なテクニックだったからです。
このジェリー氏のテクニックを直接継承し、日本人唯一の公認トレーナーとして認められた人物こそ、トムさんこと『今泉知久(いまいずみ ともひさ)』先生です。
全国各地で、ハーレーをはじめ重量級のバイクを誰でも短時間で扱えるようにライブレッスンを行っています。これまでにレッスンを受けたライダーは数千人を超えます。トムさんが多くのライダーから信頼を得ているのは、安全に走るためにもっとも重要な『低速運転』を極めた人物だから、とも言えるでしょう。
ライダーの多くは『スピード』を求めますが、安全とはかけ離れています。Uターンをはじめ低速旋回やブレーキングはいわゆるスピードとは真逆の存在です。低速ライディングのスキルをマスターすることこそが、ハーレーを操る秘訣です。
練習会場では広い駐車場を確保してくれるため、思い切り練習ができます。出来ている点や抜けている点をその場で見抜き的確なアドバイスを受けられることで、悩まず効率的にスキルアップをすることができます。
レッスンに通うことができない場合には、DVD教材もおすすめできます。なぜなら、トムさんが教えてくれるからです。トムさんは数千人以上のライディングの悩みを解決してきました。悩んでいる人の気持ちを知り尽くした上で、習得すべきポイントを細かくわけて教えてくれます。
ツーリングで一目置かれるライディングテクニック習得法~ハーレー・アメリカンバイク編~段階的に上達できるように、目次別になった項目をひとつひとつ実践してみてください。
ロツーリングの合間に、朝練のメニューに加えることで大幅なスキルアップが期待できます。
もし納得できなければ、1年間は『返金保障』をつけてくれています。必要なスキルを惜しみなく詰め込んだ自信の表れでもあり、何より安心してチャレンジしてほしい、という心意気がとても嬉しい教材です。
教習所では、アメリカンバイクの取り回し方や、ライディングのコツは教えてもらえません。もしこれまで誰の指導も受けることができずにいた人は、これを上達のきっかけにできるはずです。
ハーレーでUターンを決めるには、ポイントがあります。クラッチワークとリアブレーキです。多くの人は、ライディングに必要な知識や練習方法を知らないままです。ちょっとしたコツが身につけば、1日の練習でもUターンはできるようになるでしょう。ただし、公道でUターンを決めるにはそれなりに経験値が必要になります。時間帯、季節、道路状況など一つとして同じ交通状況はあえりません。
あらゆる場面を経験することでさらに自信がついてきます。なにより安全第一です。焦ることはありません。確実な操作を優先し、ステップアップをしていきましょう!
ツーリングで一目置かれるライディングテクニック習得法~ハーレー・アメリカンバイク編~