2018年で20回目を迎えた『ブルースカイヘブン』
年一度行われる、ハーレーダビッドソン公式では最大のイベントです。毎年、富士スピードウェイのサーキット会場を貸切で、全国のハーレー乗りが集結するお祭りです。通称『ブルスカ』と言われ、遠く離れた仲間たちとも再開できる場としても重宝されています。
1998年から始まり今年で20回目を迎えます。ハーレー乗りだけのお祭りかと思いきや、ハーレー乗りでなくても参加できる、実は間口の広いイベントです。
多彩なミュージシャンが繰り広げるステージ、バイクパフォーマンス、様々な体験コーナー、バイクグッズが並ぶ出店。仲間とのBBQやテント泊も楽しめるキャンプスペースもあり思い出深い一日になることは間違いありません。
今年のイベント日程は以下の通りです。
サーキット本コースも含め、富士スピードウェイ全体を借り切っての開催です。
ブルスカ公式HP: http://www.harley-davidson.co.jp/bsh/
(画像元:Sturgis Motorcycle Rally )
『モーターサイクル・ラリー』とは、簡単に言えばバイク乗りの集会のことです。
その歴史は、1938年8月14日、サウスダコタ州スタージスではじまったとされています。
9人の男性グループがわずかなオーディエンスを前に、オートバイ・レースを行ったのが発端です。これがきっかけで、バイク仲間が集うようになり、今では『スタージスラリー』といえばアメリカのバイク乗りでは誰もが知る巨大イベントにまで成長しました。
1960年のラリー参加者はたった800人、その後10年で参加者は2000人にまで増え、2000年には約55万人が参加するまでになりました。
バイクカルチャーが深く根ざすラリーイベントにはたくさんのライダーが集まり千差万別のバイクスタイルを目の当たりにできる楽しさもあります。
日本でも多くのバイクイベントが開催されていますが、ブルースカイヘブンの規模は日本最大級といえます。
前売り券は、3月11日から販売されています。
チケットぴあ(Pコード:780-035)一般価格:4,100円(消費税込)
『チケットぴあ』のサイトから、上記のPコード( 780-035 )を入力しブルスカのチケットを選択・購入ができます。
その他、以下のチケット購入先からも可能です。
ローソンチケット(Lコード:33945) 一般価格:4,100円(消費税込)
ハーレーダビッドソン公式オンラインショップ:一般価格:4,100円(消費税込)
来場予定が確定している人にとっては前売りがお得な価格設定になっています。
近場からくる場合も、遠方からくる場合でも、イベントまでの道のりはとても楽しいものです。さらには、到着してからのBBQやキャンプ、ミュージックフェスは非日常そのものです。久しぶりに会える仲間たちとの再会も嬉しいイベントの一つです。
中には前日からホテルなどの宿泊先を予約して『前夜祭』を行うグループもあります。
単独ツーリングであっても、会場に近づくにつれ、道路・ガソリンスタンド・コンビニになどにハーレー乗りが溢れだし、気がついたら仲間になっている、なんてこともざらにあります。
キャンピングサイトで持参のテントの準備を済ませたら、早速入場です。キャンプサイトからそれぞれのイベント会場までは、巡回バスを利用することができます。混み合うことも予測されますが、何分かおきに巡回するようになっています。
入場ゲートでは、2018年のブルスカ参加特典「ブルースカイヘブンドッグタグ」を受け取りましょう。
通行証も兼ねるので会場にいる間は身につけておくと紛失防止になります。
メインステージでは、様々なライブやパフォーマンスが、ほとんど切れ目なく続きます。昨年の例では、ハーレーダビッドソンジャパン代表取締役社長スチュアート・ファレル氏の挨拶や、スペシャルゲストのUFCファイター、石原“夜叉坊”暉仁選手とカブ・スワンソン選手による話題のニューモデル、スポーツスターXL1200CXロードスターの披露、VIBES FOXのフォトセッションなどもありました。
今年出演予定のアーティストは以下の通りです。アーティストと一緒にお祭りの空気感を楽しみましょう!
この5グループが会場を大いに盛り上げてくれます。
今年はどんなブースが待ってくれているのか、行ってからのお楽しみです!過去のブース内容の一部を掲載します。
飲食ブースが設けられているので、一通り目を通しておくとよいでしょう。気になるキャッチーな食事を見つけたら仲間と分けながら食べても楽しめます。
最新モデルに試乗する場合には、大型二輪自動車免許が必要です。制限人数が設けられているため、満員になり次第受付終了となります。
展示されるハーレーには気軽にまたがることもできます。その際には、スタッフに一声かけておきましょう。これもまた素敵な出会いとなるはずです。
大型免許がなくてもハーレーを味わえます。実際にエンジンをかけて、アクセルを回しトルクを味わうことができます。家族や仲間にもこの楽しさを知ってもらえるよいチャンスです。
ゴーグルを着用し、バーチャル世界でハーレーを操ることができます。風を感じられる仕掛けになってるので臨場感のある体験となるでしょう。
例年こうしたワイルドに変身できるブースも用意されています。フェイクタトゥーは洗えば落ちますが、うっかりつけたまま休み明けに出勤しないように注意が必要です笑
子どもが楽しめるコーナーもしっかり用意されています。過去にはストライダーやバブルサッカーなど子供向けのアトラクションも用意されています。親子でハーレーツーリングの夢に一歩近づける場とも言えるでしょう。
ハーレー公式ショップや各地のディーラー、アパレルメーカーなどが掘り出し物やセール品を提供してくれています。シルバーアクセサリーからレアなパーツなど、現地でのお宝探しにマーケットをぶらついてみましょう。特別価格の掘り出しモノ多数出品されるので思い出にのこる品を持ち帰ることもできます。
各有名メーカーも出店しているので、欲しかったアイテムとの出会いもあるかもしれません。記念品やお土産を発掘する楽しみがあります。
ブルースカイヘブン記念Tシャツは、現地購入することができます。仲間や家族へのお土産にもよいでしょう。
実は、このTシャツを着て会場にいける手段があります。それにはハーレーのディーラーショップで先行受注に参加する必要があります。最寄りのディーラーに問い合わせてみてください。
Tシャツの価格は例年、2,500円(税込)です。
メインサーキットをビンテージハーレーが走行します。Vツインが駆け抜ける音が会場全体に響き渡ります。
全国のチャプターごとにパレード走行が行われます。チャプターとは、H.O.G.(Harley Owners Group)会員で構成されるグループのことを指します。
このパレードでは、約1000台のハーレーがサーキット走行を楽しみ走行による交流を行います。
チャプターごとの旗をかかげ、各自衣裳をそろえたり連帯感のあるチャプターも存在します。ハーレー乗りの晴れ舞台とも言える場です。
走行ルートは富士スピードウェイのレーシングコース2周した後、イベント広場を含む外周コースを走る合計14㎞のコースが予定されています。
所属しているチャプター(ディーラー)に問い合わせましょう。事前エントリーが必要なため、3月中にいったん募集を締め切るディーラーもあるようです。
まだどこのチャプターにも所属していない場合は、お早めに正規ディーラーにお問合せください。
日暮れ後に、初日を締めくくる恒例のブルスカ花火をみれば、また来年もくることを自らに約束するでしょう。何千発もの花火が富士の夜空に咲き競う光景は美しいものです。
おもにチャプターやディーラーごとにキャンプを楽しむ光景がいたるところで見られます。
お付き合いのあるディーラーがキャンプを行わない場合や、ディーラーとお付き合いがなくてもキャンプをすることが可能です。フリーサイトで個人キャンプも可能です。
詳細の問い合わせは bsh@you-enterprise.com へ。
日帰り参加・日曜だけの参加も可能ですが入場料は同じです。
必要最低限と思われる持ち物チェックリストです。参考にしてみてください。
□免許証
□スペアキー
□車載工具
□現金・カード
□スマホと充電器
□ビニール袋
□ティッシュ
□水
□テント(前室つきがおススメ)
□シュラフ
□マット
□ランタン
□ガスバーナー
□クッカー
□着火道具
□コーヒー or 紅茶
□カップ
□テーブル
□椅子
□ガムテープ
□着替え
□タオル
□歯みがきセット
□ブラシ
□メイクセット
□クーラーボックス
□食材
□包丁
□調味料
□フライパン
□フライ返し
□(アウトドア食器類
□レインウェア
□ブーツカバー
□レイングローブ
□チケット
□HOG会員証
□保険証
□防寒用具
□お風呂セット:会場にはお風呂やシャワーはありませんが、温泉などに入りに行く場合)
□スニーカー(会場内は広く、ブーツで歩き回るより楽)
□ファーストエイドキット
□薬類
ブルスカに行く都合がつかないなんて、寂しいですよね。少しでもブルスカの空気感を楽しむ方法として、少しでもバイクを出せるような時間があれば、ブルスカ方面に向けてバイクを走らせるとよいでしょう。
ブルスカには全国からハーレー乗りが集まります。同じ方向にいけば仲間たちの走っている姿をみかけることがえきるかもしれません。
その他、知っている仲間が今日中地域を通過するときに一瞬でも一緒に走ることでも、仲間たちとともに高揚感を楽しむことができます。
仲間と一緒に同じ風の中にいることができた、この気持ちだけでもきっと楽しめるはずです。
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