埼玉県秩父にある小鹿神社はバイクの聖地として知られており、交通安全祈願だけでなくツーリングスポットとしても人気があります。今回は、2018年11月の日曜日にツーリングに出かけてきました。多くのライダーたちにも出会うことができたり、名物のわらじカツも堪能してきたので、小鹿神社のレポートとともにツーリングに役立つ周辺情報をご紹介します!
秩父の空気は澄んでいて、日頃の疲れを癒す場所としても絶好の場所です。これからツーリングを予定している方はぜひ参考にしてください。
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まずはじめに、小鹿神社は正しくは「おがのじんじゃ」もしくは「おかのじんじゃ」と読みますが、現在は「おしかじんじゃ」と呼ばれていることが多くなっています。
ただ、小鹿神社がある小鹿野町は「おがのまち」になりますので、ナビで検索しても見つからない場合には注意してくださいね。
この小鹿神社がある埼玉県秩父郡小鹿野町は、バイクによる町おこしを行っている日本でも珍しい地域であり、ライダーの聖地としても知られている場所です。
かつてはバイクの森おがのと呼ばれたバイクの博物館があり、クラシックバイクなどが100台以上展示され、バイクミーティングやバイクイベントが開催されていましたが、残念ながら2010年に閉館されてしまいました。しかし、小鹿野町は現在でもウエルカムライダーズおがのと題し、町おこしの一環としてライダーを歓迎しています。
こうして多くのライダーが集まる小鹿野神社は、オートバイの安全祈願はもちろん、ツーリングスポットとしても人気を得ています。下の写真をご覧になってもわかるように、バイクの形をしたロゴは「OGANO」 の文字をかたどっていて、町おこしの象徴になっていることを感じます。
それでは、小鹿神社への参拝やツーリングの様子を詳しくご紹介していきます。アクセス方法や駐車場情報はもちろん、参拝方法や周辺グルメ情報までお伝えしていますので、これから交通安全祈願やツーリングの予定を考えている方はぜひ参考にしてください。
小鹿野町はバイクで町おこしをしているだけあって、オートバイの安全を祈願した看板やフラッグが立ち並ぶ様子を目にします。
今回のツーリングでは天候にも恵まれ、爽やかな秋晴れの下、境内では秋色に染まった紅葉を楽しむことができました。交通安全祈願だけではなく、ツーリングスポットとして人気があるのも納得です。
バイクを停めて階段を登ると二の鳥居があります。鳥居をくぐる前には一礼をして神様にご挨拶をしましょう。参道を進むと手水舎があります。手水には参拝前の心身を清める意味がありますので作法として覚えておくと良いでしょう。
手水で清めたら社の前でお参りをします。もちろん、ヘルメットやグローブ、帽子などを脱いでからお参りしてくださいね。謙虚な気持ちを忘れず日頃の交通安全への感謝を伝え、今後もバイクライフを楽しめるよう祈願しましょう。
また、境内の奥にはお稲荷さんがあり、商売繁盛のご利益にあずかることができます。
小鹿神社へのアクセスは、秩父駅から国道299線を登ると道沿いに見えてくる大きな鳥居(大鳥居)が目印になります。鳥居を抜けると駐車スペースがあり、バイクも停めることができます。
また、首都圏からお越しの場合には、帰りの関越自動車道の渋滞が予想されますので、余裕を持ったスケジュールを立てておくといいでしょう。
先にご紹介したウエルカムライダーおがののホームページでは、小鹿神社周辺の交通情報を確認することができます。小鹿野町でイベントが開催される日は交通規制が行われたりしますので、事前に確認しておくといいでしょう。
また、ライダーズマップが用意されており、冬期期間中の道路状況の注意点(アウトバーンや見通しが悪く転倒事故の多い場所など)が示されていますので、こちらも事前にチェックしておくことをおすすめします。
住所 | 〒368−0105 埼玉県秩父郡小鹿野町小鹿野1432 |
電話番号 | 0494ー75ー2437 |
駐車場 | 有り |
小鹿神社がある埼玉県秩父は「わらじカツ」が名物です。小鹿神社周辺にもいくつもお店がありますが、その中でもバイクで5分ほどの距離にある東大門は人気が高いお店です。精肉店に併設された食堂なので、昼のメニューはわらじカツ丼や定食がメインですが、夜の時間は焼肉も味わえるお店のようです。
店内に入ると名物のメガわらじカツ丼を完食した方の写真が記念に掲載されています。そのメガわらじカツ丼の大きさはこちら。
通常サイズのわらじカツ丼と比べると、その名の通りメガ級のサイズです。
肝心のお味の方は、少ししょっぱい甘辛ダレに衣に染み込んでいて、お米が進む味付けになっています。ツーリングで疲れた体にもぴったりの味ですが、その後のツーリングの影響を考えて食べ過ぎには注意した方が良いかもしれません。
残ってしまった場合はパックに入れて持ち帰ることもできるので、ライダーのためのお店の心使いも嬉しいですね。
ちなみに、メガわらじカツ丼を食べ残してしまうと「残念ノート」に名前を書き残さなければいけません。負けず嫌いの方は頑張って食べきってしまいましょう!
小鹿野町では毎年4月の第3金曜日と土曜日に小鹿野春まつりが開催されています。初日の金曜日には全国的にも珍しい屋台歌舞伎が上演され、二日目の土曜日には屋台と笠鉾がそれぞれ二基ずつ曳き回され、その圧巻な様子を楽しみにおよそ1万人の見物客が集まるまつりとなっています。
詳細は小鹿野町観光協会のホームページで確認することができます。まつりに興味がある方はもちろんですが、まつりの開催日に出かける方は交通情報などを事前に確認しておくといいでしょう。
小鹿神社がある埼玉県秩父の小鹿野町は、町おこしの一環としてライダーを積極的に迎え入れています。かつてはバイク博物館があったり、バイクの聖地としても有名なこの地は、ライダーなら一度は訪れてみたい場所の1つでしょう。
今回は小鹿神社までツーリングに出かけた様子をご紹介してきました。アクセス方法や駐車場、周辺情報をご紹介してきましたので、これからツーリングを予定されている方は、ぜひ参考にしてください。
この日は天候にも恵まれ絶好のツーリング日和となりましたが、秋から冬にかけての秩父はかなり冷え込むので、事前の道路状況の確認と防寒対策をしてツーリングに出かけてみてくださいね。