革ジャン

バイクの革ジャンは意外と寒い!寒さを減らす着こなしのコツ

2022.1.5
ステイライダー編集長

革ジャンは暖かそうにみえて意外と防寒能力が低く、冬は寒くて頼りないウェアですが、ライダーにとっての革ジャンは革ジャンというスタイルはなくてはならないアイコン的なもの。

僕自身もいつでも革ジャンを着てツーリングにいきたいと思い、冬でも革ジャンを着て走っていますが、寒さ対策で言えばバイク用品メーカーが出している冬用バイクジャケットやワークマンの超有名防寒着「イージス」の方が確実に暖かいと思っています。

バイクは体むき出しで走るので外気をダイレクトに受け、走っている時の体感温度は外気のマイナス10度にもなると言われています。

それでも革ジャンで走りたいと思いいろいろな工夫をして寒さ対策をしましたので、今回は革ジャンの寒さ対策についてまとめていきます。

革ジャンは寒さ対策になるのか?

結論から言うと革ジャンは寒さ対策としては頼りないです。特に、牛革、羊革は薄くて軽いので防寒具には適しません。

革ジャンの中で厚みのある山羊革でも真冬のツーリングでは寒さ対策としてはいまいちでした。

ということで、寒さ対策を重視するのであれば冬用のライダースジャケットを使うのが最適です。コミネ、タイチなどのジャケットはとても優秀なのでおすすめです。僕もタイチの冬用ジャケットを持っていますが、真冬の真冬は革ジャンを諦めて冬用ジャケットでツーリングに出かけます。

寒さの原因は「すきま風」

革ジャンと冬用のジャケットで大きくことなるのが、

すきま風の影響を受けるかどうか

でした。

冬用ジャケットはファスナーのところが二重に布が重なっていて風が入らないようになっていたり、手首や裾から風が入らないようにマジックテープで止められるようになっていたりと、対策が万全です。

一方で革ジャンはあらゆるところからすきま風が入って、とにかく体温が奪われます。

例えば、これは僕の山羊革の革ジャンですが、ファスナーの裏の二重革が胸あたりまでしかなくて、胸から首元にかけてガラ空きの状態ですので、ここからすきま風がどんどん入ってきます。

【写真】

このようにちょっとしたところが長時間のツーリングでは大きな影響を与えるのです。

革ジャンの寒さ対策

では実際の革ジャンの寒さ対策の解説ですが、基本的には風対策のやり方です。中には元も子もないような対策もありますが、参考にしていただければと思います。

首元を温める

首から入ってくる風を防ぎましょう。厚手のネックウォーマーで鎖骨ぐらいまで布が被る大きめのものや、マスクとネックウォーマーが一体になっている物などがおすすめです。

おすすめしないのがマフラーです。マフラーがひらひらと風にまって取れてしまうこともありますし、タイヤに巻き込まれてしまうこともあるのでとても危険です。

タンデムの後ろに乗る方が普段はバイクに乗らない場合、悪気なくマフラーをしていることもあるので注意しましょう。

インナーを工夫する

とにかくインナーに暖かいものを着るのは鉄則ですが、具体的には下から、

  1. ヒートテック的なインナー
  2. トレーナー
  3. Tシャツ
  4. パーカー
  5. ウインドブレーカー
  6. 革ジャン

ぐらい重ね着してもまだ寒いこともあります。

ヒートテック系の暖かアイテムが相場ですが、あまり知られていないけどおすすめなのが「プロテクター」です。

胸元と背中がしっかりと守られるタイプのプロテクターは風をしっかりと防御してくれます。

夏場にプロテクターをつけたことがある方はわかると思いますが、プロテクターは通気性が悪く熱がこもりやすいので暑い日は大変なのですが、冬場だと大活躍です。

安全性という点でも申し分ないので、これを期にぜひ試していただければと思います。

風がこないようにバイクをカスタム

これはウェアの問題ではありませんが、バイク自体が風を防げるかどうかはとても重要な要因になります。

ネイキッドなどのカウルがついていないバイクは風をダイレクトに受けるのでどうしても寒くなってしまいますが、スーパースポーツなどのカウルがついているバイクは身体に風が当たらないようにできているのでその分寒さ対策にもなります。

ネイキッドにカウルをつけるのは難しいかもしれませんが、スクリーンを付けるなどのちょっとしたカスタムはできるかもしれません。

また、スーパースポーツのバイクも高さのあるスクリーンを付けるだけで気流が変わり風を受けにくくなりますので、今より楽に走れるようになるかもしれません。

電熱アイテムで寒さ対策が最強!

なんだかんだ言って最強なのはテクノロジーに頼ること。電熱アイテムで温めるのが一番早いです。

電熱アイテムは高額のものが多いですが、お財布と相談しながら毎年ひとつずつ装備を増やしていくなど、ぜひ取り入れていただきたいと思います!

電熱グローブ

手がかじかむとクラッチ操作やブレーキ操作などの絶妙なコントロールができなくなるので危険も増えてしまいます。厚手のグローブもての感覚が異なるので普段と違った疲れが出てきてしまいます。

手が暖かくてバイク操作が難なくできれば、自然と身体が動いて寒さも軽減できるのでおすすめです。

グリップヒーター

手を温めるという点では電熱グローブと同じですが、グリップヒーターは手がかさばることなく寒さ対策ができるのでおすすめです。

年式が新しくてツーリング、アドベンチャー、アメリカンなどのタイプには純正でグリップヒーターがついていることもあるので、冬でもたくさんツーリングに行くという方は検討しても良いかもしれません。

また、後付けでカスタムできるグリップヒーターもありますが、ある程度のお値段は覚悟が必要ですね。ツーリングが快適になるのは間違いありませんので、ぜひ検討していただければと思います。

電熱インナー

全身を温めるタイプの電熱インナーは、寒さ知らずでおすすめです!

バイクから電源をとるタイプのものが多いので基本的にはツーリングの最中はずっと暖かいです。

ただし、電熱インナーからの熱を保温できるかどうかはアウター次第なところもあるので、電熱インナーの上にパーカーを着たりプロテクターを着たりして風対策をすれば最強防寒になります。


もちろん一番外はお気に入りの革ジャンでOK!

電熱ベスト

電熱ベストは防寒アイテムとしてお値段的にも手軽で手に入れやすいアイテムですが、電熱ベストの問題点は電源の確保です。

モバイルバッテリーから電源をとるケースの電熱ベストが多いですが、問題はモバイルバッテリーがすぐに電池切れになってしまうこと。

僕も電熱ベストを愛用していますが、日帰りツーリングの朝から晩までずっと電源がついていることはまずありません。朝から走っていると昼過ぎには電源がなくなり、日が傾いてきて夕方の寒い時間帯にはただのベストになっていることも多々あります。

電熱インナーと同じようにバイクから電源が取れたり、日帰りツーリングは問題なく電源が確保できる状態が整えば良いですが、少し使い勝手が悪いのがデメリットです。

このようなデメリットを把握した上で、うまく電源の対策をしていただければ、もちろん防寒アイテムとして機能しますし、先にもお伝えしたように比較的お手軽な電熱アイテムですし、何より僕自身が細部までデメリットがわかるぐらい愛用していますので、バッチリおすすめアイテムです!

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