雨の日のバイクツーリングには、ブーツ選びが重要です。足元が濡れると体力が奪われ、ツーリングが楽しめないばかりか、安全運転の妨げにもなるからです。また、レザーブーツが濡れてしまえば、ブーツそのものにもダメージを与えることになります。
そこで、ぜひとも用意しておきたいのがブーツカバー、もしくは防水靴(シューズ)です。これで雨の日のツーリングでも安心して楽しむことができ、雨さえも良い思い出にすることができるでしょう。
今回は、ブーツカバーや防水靴(シューズ)選びに失敗しないための4つのポイントと、おすすめ6種をご紹介しますので、雨の日のツーリング対策を万全にしていきましょう!
ツーリングの途中で雨が降ってきた場合でも、ブーツの上からサッと履くだけで雨・防水対策を可能にするのがブーツカバーです。
価格も3,000円台から購入雨可能ですので、一足は揃えておきたいマストアイテムと言えるでしょう。
ただ、中には数回使用しただけで雨が浸みてしまったりするなど、粗悪なものもありますので、選び方には注意しましょう。
ブーツカバーはブーツの上から履くため、履き口が大きく広がるものがおすすめです。マジックテープやファスナーが付いているものを選ぶといいでしょう。
ブーツカバーで分かりづらいのがサイズ選びです。S、M、Lなどと表記されている場合が多いため、サイズ感がわからずどれを買えばいいのか迷ってしまいます。
そのため、インターネットで購入するよりも、実店舗で試着して選ぶ方がいいでしょう。大き目を選んだとしても走行中・操作中にずれてしまうことがあります。危険を感じる前に、最適なサイズを選ぶようにしましょう。
当然ですが、ブーツカバーは雨の日に使用するものですので、濡れて滑りやすくなります。そのため、ソールの機能性や操作性にも注意しましょう。
シフト操作による傷や破れを防止するためのシフトガード(シフトパッド)が装備されているものもあります。ブーツカバーが破れてしまってはその役割を果たすことができませんので、購入前にはチェックしたいポイントの1つです。
以上の4つのポイントを踏まえた上で、おすすめのブーツカバーを3つご紹介します。
(出典:ROUGH&ROAD)
着脱方法 | ファスナー付きでフルオープンにすることができるので着脱が容易 |
サイズ | M、L |
ソール | つま先部分が滑りにくいゴム底になっている |
シフトガード | あり |
収納時サイズ | 9㎝×18㎝ |
参考価格 | ¥3,200(税抜き) |
(出典:KOMINE)
着脱 | マジックテープ付きでフルオープンにすることができるので着脱が容易 |
サイズ | M、L |
ソール | TPRソールで歩行時も滑りにくい仕様 |
シフトガード | あり |
参考価格 | ¥3,500 (税抜き) |
(出典:Harley-Davidson USA )
着脱 | マジックテープ付きでフルオープンにすることができるので着脱が容易 |
サイズ | S~XL |
ソール | 滑り止めソール採用 |
シフトガード | あり |
参考価格 | 60ドル |
ブーツカバーは雨が降りそうな日やロングツーリングの際に携帯すれば、いざという時でも安心です。ただ、やはり外観が気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな場合には、ライディングシューズがおすすめです。デザインや操作性が高いことはもちろん、防水性にも優れているからです。
ぜひこちらも検討してみましょう。
(出典:elf)
着脱 | ストラップ、バックルで素早く着脱可能 |
サイズ | 23.0cm〜28.0cm |
ソール | グリップ力・耐油性・耐摩耗性に優れたラバーソール「ZONDA(ゾンダ)」を採用 |
参考価格 | ¥17,800(税抜き) |
(出典:elf)
着脱 | ダイヤル式で着脱が容易 |
サイズ | 23.0cm〜28.0cm |
ソール | グリップ力・耐油性・耐摩耗性の高いラバーソール |
防水性能 | 透湿防水性能と快適性の高いOUTDRYの防水テクノロジーを採用 |
参考価格 | ¥29,800(税抜き) |
(出典:RS TAICHI)
着脱 | ダイヤル式で着脱が容易 |
サイズ | 23.0cm〜29.5m |
ソール | グリップ力・柔軟性の高いオリジナルソール |
防水性能 | 防水・透湿性の高い「DRYMASTERブーティ」を採用 |
参考価格 | ¥19,800(税抜き) |
今回は雨の日の防水対策をお伝えしてきましたが、突然の雨に降られてしまうこともあります。そんな場合には、濡れてしまったブーツをそのままにせず手入れをしておきましょう。特にレザーブーツの場合には、カビが生えたり、型崩れの原因になりますので要注意です。
雨で濡れてしまった場合の手入れ方法についてもご紹介しますので、こちらもぜひ参考にしてください。
ブーツが濡れてしまった場合でも、焦らずに以下の手順で乾かしてください。ドライヤーで乾かしたりするのは革が傷む原因になりますので避けましょう。
乾かしたブーツは油分を失い乾燥しています。このままにしておくと革の寿命を縮めてしまいますので、保革クリームなどを使って手入れをしましょう。
いかがだったでしょうか?雨の日のツーリングにはブーツ対策も重要です。今回はブーツカバーと防水性能も高いライディングシューズをご紹介しました。
万が一の雨に備えるのであれば、携帯可能で価格も3,000円台から購入可能なブーツカバーを用意しておくと安心です。
また、雨の日のツーリングであっても、見た目にもこだわりたいという方にはライディングブーツがおすすめです。
ぜひ今回の記事を参考にしていただき、お気に入りの装備を手に入れてください。