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雨の日のバイクツーリング対策におすすめのブーツカバー&防水靴6選

2017.5.7
ステイライダー編集部

雨の日のバイクツーリングには、ブーツ選びが重要です。足元が濡れると体力が奪われ、ツーリングが楽しめないばかりか、安全運転の妨げにもなるからです。また、レザーブーツが濡れてしまえば、ブーツそのものにもダメージを与えることになります。
そこで、ぜひとも用意しておきたいのがブーツカバー、もしくは防水靴(シューズ)です。これで雨の日のツーリングでも安心して楽しむことができ、雨さえも良い思い出にすることができるでしょう。
今回は、ブーツカバーや防水靴(シューズ)選びに失敗しないための4つのポイントと、おすすめ6種をご紹介しますので、雨の日のツーリング対策を万全にしていきましょう!

1. 雨の日のツーリング・ブーツ対策①「ブーツカバー」

ツーリングの途中で雨が降ってきた場合でも、ブーツの上からサッと履くだけで雨・防水対策を可能にするのがブーツカバーです。
価格も3,000円台から購入雨可能ですので、一足は揃えておきたいマストアイテムと言えるでしょう。
ただ、中には数回使用しただけで雨が浸みてしまったりするなど、粗悪なものもありますので、選び方には注意しましょう。

1-1. 失敗しないバイク用ブーツカバー選び4つのポイント

①着脱方法

ブーツカバーはブーツの上から履くため、履き口が大きく広がるものがおすすめです。マジックテープやファスナーが付いているものを選ぶといいでしょう。

②サイズ選び

ブーツカバーで分かりづらいのがサイズ選びです。S、M、Lなどと表記されている場合が多いため、サイズ感がわからずどれを買えばいいのか迷ってしまいます。
そのため、インターネットで購入するよりも、実店舗で試着して選ぶ方がいいでしょう。大き目を選んだとしても走行中・操作中にずれてしまうことがあります。危険を感じる前に、最適なサイズを選ぶようにしましょう。

③靴底(ソール)の機能性・操作性

当然ですが、ブーツカバーは雨の日に使用するものですので、濡れて滑りやすくなります。そのため、ソールの機能性や操作性にも注意しましょう。

④シフトガード(シフトパッド)

シフト操作による傷や破れを防止するためのシフトガード(シフトパッド)が装備されているものもあります。ブーツカバーが破れてしまってはその役割を果たすことができませんので、購入前にはチェックしたいポイントの1つです。

1-2. おすすめのバイク用ブーツカバー3選

以上の4つのポイントを踏まえた上で、おすすめのブーツカバーを3つご紹介します。

①ROUGH&ROAD「RR5826 コンパクトブーツカバーロング」


(出典:ROUGH&ROAD

着脱方法 ファスナー付きでフルオープンにすることができるので着脱が容易
サイズ M、L
ソール つま先部分が滑りにくいゴム底になっている
シフトガード あり
収納時サイズ 9㎝×18㎝
参考価格 ¥3,200(税抜き)

②KOMINE「RK-033 ネオレインブーツカバーロング」


(出典:KOMINE)

着脱 マジックテープ付きでフルオープンにすることができるので着脱が容易
サイズ M、L
ソール TPRソールで歩行時も滑りにくい仕様
シフトガード あり
参考価格 ¥3,500 (税抜き)

③ハーレー純正ブーツカバー「Rain Gaiter Lug Sole(型番:98349-07V)」


(出典:Harley-Davidson USA

着脱 マジックテープ付きでフルオープンにすることができるので着脱が容易
サイズ S~XL
ソール 滑り止めソール採用
シフトガード あり
参考価格 60ドル

1-3. ブーツカバー使用時の注意点

  1. 雨がブーツカバーの中に入らないように、レインパンツはブーツカバーの上にかぶせてください。
  2. お店に入る前には、水滴を落としたりレインウェアを脱ぐようにしましょう。

2. 雨の日のツーリング・ブーツ対策②「防水靴(シューズ)」

ブーツカバーは雨が降りそうな日やロングツーリングの際に携帯すれば、いざという時でも安心です。ただ、やはり外観が気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな場合には、ライディングシューズがおすすめです。デザインや操作性が高いことはもちろん、防水性にも優れているからです。
ぜひこちらも検討してみましょう。

①elf 「 Synthese14」


(出典:elf)

着脱 ストラップ、バックルで素早く着脱可能
サイズ 23.0cm〜28.0cm
ソール グリップ力・耐油性・耐摩耗性に優れたラバーソール「ZONDA(ゾンダ)」を採用
参考価格 ¥17,800(税抜き)

②elf 「evoluzione03」


(出典:elf)

着脱 ダイヤル式で着脱が容易
サイズ 23.0cm〜28.0cm
ソール グリップ力・耐油性・耐摩耗性の高いラバーソール
防水性能 透湿防水性能と快適性の高いOUTDRYの防水テクノロジーを採用
参考価格 ¥29,800(税抜き)

③RS TAICHI 「RSS006 DRYMASTER BOA RIDING SHOES」


(出典:RS TAICHI)

着脱 ダイヤル式で着脱が容易
サイズ 23.0cm〜29.5m
ソール グリップ力・柔軟性の高いオリジナルソール
防水性能 防水・透湿性の高い「DRYMASTERブーティ」を採用
参考価格 ¥19,800(税抜き)

3.濡れてしまったレザーブーツへの対処法

今回は雨の日の防水対策をお伝えしてきましたが、突然の雨に降られてしまうこともあります。そんな場合には、濡れてしまったブーツをそのままにせず手入れをしておきましょう。特にレザーブーツの場合には、カビが生えたり、型崩れの原因になりますので要注意です。
雨で濡れてしまった場合の手入れ方法についてもご紹介しますので、こちらもぜひ参考にしてください。

3-1. 濡れたレザーブーツの乾かし方

ブーツが濡れてしまった場合でも、焦らずに以下の手順で乾かしてください。ドライヤーで乾かしたりするのは革が傷む原因になりますので避けましょう。

  1. 中敷きと靴紐を外す
  2. 乾いたタオルで押さえつけるように水滴を拭き取る
  3. 新聞紙やキッチンペーパーをブーツの中に詰める
  4. ひどく濡れている場合は、新聞紙やキッチンペーパーを繰り返し取り替える
  5. 風通しの良い日陰に干す

3-2. 乾かした後のレザーブーツのメンテナンス方法

乾かしたブーツは油分を失い乾燥しています。このままにしておくと革の寿命を縮めてしまいますので、保革クリームなどを使って手入れをしましょう。

準備するもの

  • 靴用ブラシ
  • 柔らかいウエス
  • 保革クリーム
  • 撥水スプレー

保革クリームの塗り方

  1. ブラシで汚れを落とす
  2. 保革クリームを薄く塗る
  3. 柔らかいウエスで磨く
  4. 撥水スプレーを吹きかける(ブーツに適したスプレーを選んでください)

4. 雨の日のバイクツーリング対策におすすめのブーツカバー&防水靴6選まとめ

いかがだったでしょうか?雨の日のツーリングにはブーツ対策も重要です。今回はブーツカバーと防水性能も高いライディングシューズをご紹介しました。
万が一の雨に備えるのであれば、携帯可能で価格も3,000円台から購入可能なブーツカバーを用意しておくと安心です。
また、雨の日のツーリングであっても、見た目にもこだわりたいという方にはライディングブーツがおすすめです。
ぜひ今回の記事を参考にしていただき、お気に入りの装備を手に入れてください。

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